24.WordPressで特定の記事を指定の固定ページに表示させる(Content View)
前回(「23.WordPressで記事を投稿する」)は記事の投稿しましたが、どのジャンルの記事もすべて同じ固定ページに投稿されてしまうという問題が生じます。
今回はそれを「Content View」というプラグインで解決します。
Content Viewsとは
Content Viewsは特定のページに、特定の条件をもつ記事を表示させることができるようにするプラグインです。
その仕組みを簡単に説明します。
- 各記事にカテゴリーやタグをつける ←これはWordPressの初期機能でできます
- 各固定ページごとに、指定したカテゴリー、タグをもつ記事のみを表示させる ←これが「Content Views」の機能です
無料版と有料版がありますが、無料版でも細かい設定ができて事足りそうですので、まずは無料版で試していきます。
Content Viewsを使う
まず、「Content Views」をダウンロードして設定していきます。
【プラグイン】→【新規追加】と進みます。
「Content Views」で検索をかけます。表示されたら、「今すぐインストール」を実施します。
インストールが完了したら「有効化」も実施します。
左の側に「Content Views」項目が追加されればOKです。
実際に設定を行います。
いろいろな条件で表示設定ができますが、今回は記事に後付けしやすいように[カテゴリー]で条件設定をします。
まず、【Content Views】→【新規追加】と進みます。
新規作成画面が出ますので、以下の入力します。
①任意のタイトルを入力
②[Limit]項目は記事をいくつ表示させるかの設定です。多めに設定します。
③[Taxonomy(カテゴリー,タグ…)]にチェックを入れます。
④表示させるカテゴリーを設定します。「サイト制作記録」のページでは4つすべてのカテゴリーの記事を表示させますので、すべて選択します。
※[Select terms]欄にカーソルを合わせクリックすると、自分が作ったカテゴリー一覧が出ますので、表示させたいカテゴリーを選択します。
⑤最後に【保存】をクリックします。
他の項目はデフォルトのままでOKです。
カテゴリーを選択したら、上の方にある[Display Setting]項目に変更して、どのように表示させるかを設定します。
以下の設定をします。
②[Item per row](PC画面で横にいくつ記事を並べるか)を3に設定
③[Items per row (Mobile)](スマホ画面で横にいくつ記事を並べるか)を1に設定
④[Excerpt settings]の文字数を30に設定(記事一覧で各記事に30文字まで表示し、残りは「続きを読む」ボタンを設置)
⑤[Pagination]項目の[Enable]にチェックを入れる
⑥[Items per page]を12に設定(13記事目は2ページ目以降に表示されます)
⑦設定が完了したら【保存】をクリック
他の項目はデフォルトのままでOKです。
※「Update Preview」→「Show Preview」をクリックするとページ上部にプレビューが表示されますので、保存前に見た目を確認できます。
[Edit View]にコードが表示されますので、緑色の部分をコピーして、表示させたい固定ページに貼り付けます。
これで、「サイト制作記録」の固定ページにコードが追加できるようになりましたので、さきほどコピーしたコードを貼り付けて「更新」をクリックします。
完成です。下の図のように表示されます。表示が気に入らなければ、後からでも設定変更ができます。
「サイト制作」、「画像編集」、「広告設置」、「管理・運営」についても同様に振り分けを行えば、それぞれの固定ページで特定のカテゴリーの記事だけが表示できるようになります。