43.ライティング支援ツール「文賢」で文章校正・校閲を自動化する
今回は文章校閲ツールの「文賢」を導入します。
この「文賢」ですが、アフィリエイトでプログラム(広告)を探していた時に見つけたツールです。
「文賢」のサイトで内容を確認したところ、とてもよさそうだったため使ってみることにしました。
【文賢】はライターやブロガー、編集者、Web担当者など、あらゆる人のライティングを助けるために生まれた校閲・推敲支援ツールです
「文賢」の4大機能
「文賢」は大きく分けて4つの機能からなります。
1、校閲支援
日本語の誤り、おもに誤字・脱字を指摘する機能です。
2、文章表現機能
3500を超える(2018年3月時点)「類語・言い換え」「慣用句・ことわざ」、さらには映画やマンガの「あるある」を検索・挿入できます。ひとりの人間が書く文章は、どうしても書き方や表現に偏りが出てしまうものですが、この機能を使用すれば単調な表現とはおさらばできそうです。
3、推敲支援機能
「同じ表現が繰り返されていないか」「ひらがなorカタカナで書く方がよい言葉」など、文法は誤っていないが、より文章を読みやすくするための指摘をしてくれる機能です。
実際に「文賢」を使用してみたところ、私が一番にお世話になった機能でした。
4、アドバイス機能
文章の完成度を高めるアドバイスをしてくれます。
「箇条書きの推奨」「指示名詞を使いすぎていないか」「係り受けの距離は適切か」など小論文の小論文のような硬い文章でも対応できそうなこともアドバイスしてくれます。
「文賢」を使用する
「文賢」はウェブサービスですので、ウェブにアクセスしログインをしてから使用します。
これが「文賢」の文章校正画面です。実際に投稿済みの文章を入力してチェックしてみます。
テキストを入力すると、すぐに校閲してくれます。
右側にエラーの可能性がある箇所が表示され、数字のアイコンをクリックするとテキストのその箇所に飛びます。
さすがに校正に時間をかけただけあって、誤字脱字はありませんでした。※エラー候補の箇所は発起人で問題ないため、ここでは無視します。
左側の【文章表現】をクリックすると、いろいろなバリエーションの表現を検索できるようになります。
カテゴリーをしぼることで自分が書きたいことの様々な類似表現が検索できます。【たとえ・あるある】の項目は映画やマンガのネタが含まれているものもあり、わかる人にはわかるといった表現もできそうですね。
「ことわざ」「故事成語」「四字熟語」以外にも、マンガや映画を題材にした表現も提案してくれます。
左側の【推敲支援】をクリックすると、より読みやすい文章にするための提案が表示されます。提案のコメントアイコンをクリックすると、その提案の根拠が表示されます。
誤字脱字はなかったですが、ここでは多く引っかかりました。
左側の【アドバイス】をクリックすると、内容についてのチェック項目が表示されます。ここはアドバイスに従ってひとつずつチェックしていきます。
以上が「文賢」の主だった機能です。文字数や漢字の使用率が出るのもけっこうありがたいです。また辞書登録機能もあり、チェック項目の内容を変更することもできます。
実際に使った感想は、とても便利の一語につきます。何回か使用してみたところ、誤字・脱字の見逃しが多少ありましたが、記事作成から投稿までの時間が大幅に短縮できる+文章の出来がアップするので、自分にとってはもう必須のツールになりました(笑)。
ディープランニング(ユーザの文章は使用しません)で校閲機能の強化を行っているので、ログインするごとに校閲精度が上がることも期待できます。
「文賢」は文章を書くあらゆる方におすすめできると思います。ディナー1回分と毎月ランチ2回分(公式サイトの宣伝文句です)の費用が捻出できるならば、ぜひ導入を検討してみて下さい。