【VPSサーバ構築02】VPSにLinuxをインストールする
今回は実際にサーバを操作をしてOSのインストールを行います。
VPSにLinuxをインストールする
まずはすべてのベースとなるOSをインストールです。インストールするOSはCentOS7です。
方法は3つあります。
- 標準OSインストール
- カスタムOS
- ISOイメージ
1.標準OSインストール
契約プランの標準OSの中から選択してインストールをします。パーティションも自動で構成されます。
2.カスタムOS
標準OSインストールよりOSの数が増えます。パーティションなどの設定も自分で行います。
3.ISOイメージ
自分で用意したOSをISOイメージでサーバにインストールします。3つの方法の中でもっとも自由度が高いです。
どのインストール方法でも設定を合わすことをできますので、 ここでは1の標準OSを利用したインストールを行います。
まずはサーバ設定画面から【各種設定】→【OSインストール】と進みます。

以下の操作を行います。
①【標準OS】を選択
②【Cent OS7 x86_64】を選択
③root権限者(管理者)のパスワードを設定
④【設定内容を確認する】を押下

ポップアップが出たら右下の【インストールを実行する】をクリックします。

ステータスが[稼働中]になったら【コンソール】→【VNCコンソール】をクリックしてサーバに入ります。

ログインが面が出たらアカウント「root」でログインします。パスワードは先ほど設定したものです。

ログインできました。
ちゃんとSAKURA InternetのVPSであることが分かりますね。

インストールが完了しましたので細かい設定等を次回以降に行います。
今回はこのまま「バージョンアップ」だけ行いたいと思います。
バージョンアップを実施する
バージョンアップはのコマンドは
# yum update
です。これで登録されているリポジトリの情報と今インストールした情報を比較して、差分を埋めるのに必要なパッケージをダウンロードしてインストールしてくれます。
コマンドを入力するとまず必要なパッケージを列挙してくれます。今回は9パッケージをインストールして、382パッケージを更新するようです(ちなみに「Shift」 + 「PageUp(Down)」で画面のスクロールができます)。問題なければ「y」を入寮すればダウンロードとインストールが始まります。

アップデートが終わったら一度再起動をかけます。「reboot」と入力します。

再起動後に再度「yum update」を実行しました。更新情報はなしになっていますのでOKですね。

今回はここまでです。次回から初期設定を行っていきます。